リベンジラブ
 そんなこんなで彼は私にぞっこんになっていった頃
 私は彼を体育館裏に呼び告白をしたのだ

「突然呼び出してごめんね」

 ある日の放課後体育館裏で謝る葉菜

「ううん、良いよそれで話って?」

 潤也が少し期待しながら言う

「実は貴方の事が好きなの!私と付き合って!」

 葉菜が潤也に告白する

「えっ?それマジ!?俺も気になってたから全然OK!!」

 笑顔でOKする潤也

「やったぁ!!リベンジ成功!!中学のリベンジ成功!」

 葉菜が飛び跳ねながら喜ぶ

「えっ?どうしたの?」

 潤也がその行動を見て言う

「貴方何も覚えてないの?」

 葉菜が潤也の言葉に問い詰める

「何が?」

 何の事だか分からなくて葉菜に聞く潤也

「去年の夏私が告白したの!したらなんて言ったと思う?」

 葉菜が少し怒りながら言う

「さ、さぁ?」

 潤也が葉菜の言葉に少し焦りい出す

「無理!俺デブは無理なんだよね
 髪も長くないし第一可愛くない!
 って言ったのよ!!」

 潤也の言葉に怒りながら言う葉菜

「俺そんな事言ったの?」

 葉菜の言葉に焦りと驚きが混じった言葉が出る潤也

「言った!!」

 葉菜が返す

「ごめん、何も覚えてない」

 潤也が焦りながら言う

「私この一年ダイエットしたんだからね!」

 葉菜が怒りながら言う

「うっ」

 葉菜の言葉に何も言い返せない潤也

「あの時の言葉撤回してよ!!」

 葉菜が強く言う

「覚えてないし」

 潤也が冷や汗を流しながら言う

「覚えて無くても撤回するの!」

 潤也の言葉に強く返す葉菜

「わ、わかったよ、あの時の言葉は撤回します」

 しぶしぶ撤回する潤也  

「これで貴方は私の物」

 不敵な笑みを浮かべ舌を少し出しながら言う葉菜

 見事リベンジが成功して
 彼は私の彼氏になりました
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