”ただ、愛されたかった…”

 瑠理と夏美は、考え方がよく似ていた。

 初めて話した時から、昔から知ってるようなそんな感覚があった。

 美容学校を、一緒に抜け出したり、後で先生に叱られたり、朝のモーニングを食べて

 て、学校に遅刻したり、そんな事を二人でよくしていた…。

 

 マクドナルドで、美容師の国家試験の勉強をし、二人とも合格した時は、

 嬉しかった。


 夏美にだけ、母親との関係もよく相談していた。

 夏美だけは、わかってくれてた。

 

 その日も、夏美と、クラブに行き、その後、パブに行く約束をしていた。

 クラブは、夏美が好きで、パブは、瑠理が行きたかった。


 瑠理にとって、かけがえの無い存在だった…。
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