青春の扉~誰にも言えない~
「お前もう少し早く起きればいいのになぁ。昔っから朝寝坊の常習犯だし…笑」


「なによ!!」


こんにゃろ~と今にも飛び掛かる勢いだったけど


ハルが後ろから私を抑えて「どうどう」と落ち着かせてくれた。



お互いにあっかんべーする私と健一。



その時ちょうどチャイムがなって朝のやりとりが終わった。



「それにしても毎回毎回飽きないよね~」


「てか健一が仕掛けてくるんだもん!!!」


「妙ちゃんにも原因があるでしょ~?」


ハルの言葉に口をへの字にする私。



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