桜ノ籠 -サクラノカゴ-
青磁先生は、大人で、
カッコよくて、

優しくて、


…優しいからこそ…


きっと、

「…泣いてる私をなだめるために、そんな言葉をー…」


「いーかげん、怒るぞ」

青磁先生は、少し身体を離し、私の顔を真っ直ぐに見た。


見上げると、近く
スゴく近くに

青磁先生の真剣な表情。



綺麗な青磁先生の顔。

静かな雨の音が、遠くで聞こえる。





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