桜ノ籠 -サクラノカゴ-
恥ずかしくて、顔が赤くなるのを知られたくなくて、
私はうつむいた。


「こら。なんで、目を逸らす?」


「だって、…」


だって、

恥ずかしい


私を抱きしめる青磁先生の腕は、
オトコの人。


青磁先生の綺麗な顔が、近い。



嫌な事ばかり考えて、
言葉にする自分が

恥ずかしいー…。




同情は嫌だと言いながら、
泣いて青磁先生を困らせている。


子供扱いは嫌だと言いながら、
沙智さんの事を出して、青磁先生を試すような事をー






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