桜ノ籠 -サクラノカゴ-


伝えたくて、

早く、伝えたくて、


「伽羅!」



愛しい名を呼びとめ、走り出す。

道路の向こうにいる、伽羅のもとへー…



他は、見えてなかった。

他は気付かなかった。




道路を横切るオレのすぐそば、






トラックが、



走ってきていた。






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