桜ノ籠 -サクラノカゴ-


振り返らない、青磁先生。


私は気になって、
振り返ろうとしたけど、


やめた。




『帰ろう、伽羅』

『さよなら〝松永さん〟』




それで、

その言葉が、

終りをを告げたのだと、
気付いたから。




青磁先生が振り返らないなら、
私が振り返っちゃいけない。



私は、

私は、
青磁先生と一緒に前を向いて、歩いて行く。





そう、決めたんだからーー。





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