黒の世界

「うん…」



「そうか…あんまり良くねぇな…」



ソウキが呟いたその言葉の意味が、まだわからなかった。








「本当にそのままでいいのか?マスクつけるか?」



「ううん、いいの。隠す必要ないと思うから」



その次の日の学校では、私の顔を見て皆驚いていた。



…それでもいいんだ。

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