心の中の宝物
亜美が着替え終わるのを携帯をいじりながら待った。
みなみやコウちゃん、武からメールがある。
後で返せばいっかー
この気持ち・・・
適当すぎ?
仲の良い友達なのに。
「ねぇ、亜美?」
私は用意をしている亜美を呼んだ。
「何?」
「あのね、私さー昨日会ったばっかの亜美にはいっぱい悩みとか話せるんだけど、学校ですごく仲良いことかには言えないの。それってしんらいしてないってことなのかな?」
亜美は着替え終わって私の前に座る。
「桜はどうして私にいろいろ話せるの?」
「それは・・・何だろう。なんか亜美に話すと暖かい気持ちになるんだ。全部受け止めてくれるような感じになるの。まあ最初はちょっと怖かったけどね。」
「ありがとう。なんか照れくさいな。」
そう言って亜美は金髪の長い髪をかく。
その仕草が本当に大人っぽい・・・