心の中の宝物
「亜美さーん。起きてよ~」
「え?あっ桜!?」
亜美のビックリした声。
ドア越しでも聞こえてますよ。(笑)
「桜どうしたの?」
「今亜美の家の前にいるんだ。」
「え?」
その声が聞こえた瞬間前のドアが勢いよく開いた。
「亜美、おはよう。」
亜美はすごく寒そうな格好をしている。
いくら夏だからってそれはないっしょ。
「桜・・・とりあえず入って。」
私は亜美の部屋に入る。
「おじゃましまーす。」
こんな風に亜美の家に入るのは二回目。