心の中の宝物
「寝てたのにごめんね。」
「いよ。二度寝だったし・・・どうした?」
「あのね・・・」
私は昨日あった事を全部話した。
話し終わると亜美はため息をついた。
「やっぱり注意されるよね。」
私は黙る。
なんて言っていいかわからなかったから・・・
「でもさーそれが理由で休むのはよくないよ。桜が自分で家に帰るって言ったんだから頑張らないと・・・親も心配するよ?」
心配なんか・・・してくれるかな?
なんか嬉しい。
「もう髪戻す?」