最強女子はNo.1!?

ため息をつこうとすると後ろから肩を軽く叩かれた。


んぁ、誰?


振り向くと知らない男五人が。


………知り合い、とかじゃねぇしな。


てかそれなりに怖そうなナリしてるけどあたしにとっては別に怖く感じない。


だってあたし、男子校に通ってるしWhite roseの元、総長だし?


こんなんでビビってたって言うんならWhite roseはどんだけ弱かったんだよって話だよね。


そんなことを思っているあたしを他所に…




「へぇー…あの噂、ホントだったんだ?」


「にしてもかなりレベル高ぇよな?」


「男子校に通ってんだから相当、男慣れしてんだろ」


「だよなー。 それにこの身体だし? 男慣れしてるってより男慣れさせられたって表現の方が正しいんじゃね?」


「まぁ色々仕込まれてそうで楽しめそうじゃん」


『だな』




なんて話してた。


あたし、コイツらの話興味ないんですけどー。


むっちゃ暇なんですけどー。


てか肩離してくれませんかー?


いい加減、鬱陶しいんですよね。


いや、キレていいって許可が下りるんならキレるんですけど。





.

< 160 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop