好きなのはキミ。




「うっそ…」

「なんであの子一成君と手なんか繋いでんの!?」

「キャー」

「くやしいけどお似合い…かも」

「誰よあの女ー!」

「一成君、今日もイッケメーン!…隣の鈴芽って子じゃない?」



なんて学校に近づいていくほど、こんな声が飛んでいる

4番目のはありえないよ…
こんなカッコイイ一成くんとあたしがお似合いなわけないもん



「一成くん…手離そうよ」




歩きながら一成くんを見上げて言うあたし

…一成くんに迷惑だもん
目立っちゃってるし



「…スズメは俺と手繋いでんの嫌なの?」



「そうゆうわけじゃなくて…」



「じゃあなに?」



首をかしげてあたしを見る一成くん

そんな顔して言われたら言わなきゃいけないって思っちゃうよう…



「だって…一成くん、こんなに目立つのいやでしょ?

迷惑でしょ?」




< 12 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop