好きなのはキミ。
「うっそ…」
「なんであの子一成君と手なんか繋いでんの!?」
「キャー」
「くやしいけどお似合い…かも」
「誰よあの女ー!」
「一成君、今日もイッケメーン!…隣の鈴芽って子じゃない?」
なんて学校に近づいていくほど、こんな声が飛んでいる
4番目のはありえないよ…
こんなカッコイイ一成くんとあたしがお似合いなわけないもん
「一成くん…手離そうよ」
歩きながら一成くんを見上げて言うあたし
…一成くんに迷惑だもん
目立っちゃってるし
「…スズメは俺と手繋いでんの嫌なの?」
「そうゆうわけじゃなくて…」
「じゃあなに?」
首をかしげてあたしを見る一成くん
そんな顔して言われたら言わなきゃいけないって思っちゃうよう…
「だって…一成くん、こんなに目立つのいやでしょ?
迷惑でしょ?」