好きなのはキミ。




学校について教室に向かう間も手を繋いだまま階段を上がっていたら



「すず…」



目の前でスズメを見つめる男…やっぱ



「……秋ちゃん」




元彼か…



スズメは困ったような不安そうな顔をしながら俺の手をギュっと握ったから俺もその手を握り返した

手を繋いでるのに気付いた元彼の確か…橋田先輩?は



「もう…新しい彼氏?」




そう悲しそうな顔でスズメに問いかける

なんでスズメの事振ったくせにそんな顔してんの?



「橋田先輩でしたよね?元彼って先輩なんだ」



「……そうだけど、お前…大野一成だよな?」




俺の事知ってんだ…、まぁ俺も知ってたけど。



「そうですけど。

なんか用ですか?」



「用があるのはすずだけ

…すず、話があるんだ」



スズメ…





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