好きなのはキミ。




「すぐ戻るから」



「うん、待ってるね」



そう言うとニッコリ微笑むスズメが可愛過ぎて軽く触れるだけのキスをして家を出た俺

なんか俺すっげ以上、スズメに出会ってからやばい
キスしたり、抱きしめたり、可愛いとか言って



早く帰って荷物取ってこよ…

…スズメが待ってるから


なんかすっごく嫌な予感がする…家に出てまだ5分しか経ってないのに…



「一回戻ろう…」



後でスズメと家に取りに行けばいいや、そしたら飯とか食えるし



アパートの階段を上っていってドアノブに手をかけると開いている

不用心…


驚かそうと思ってドアを静かに閉めるとさっきはなかった男物の靴



部屋に入っていくと

スズメの元彼の先輩がスズメをベットに押し倒していた




「スズメっ」




そう言ってベットに近寄り、先輩をベットから殴り落とした


目を真っ赤にして涙を目にいっぱい浮かべて



「いっせいく、ん…」



「いっせいくん、一成くん一成くん…」



俺の名前を呼びながら流れる涙が止まらなくて




「スズメ…ちょっと待ってて」



そう離れようとしたら



「やだっ、離れないで、一成くんっ」



そう言って俺を掴んで離さないスズメ


…初めっからスズメと一緒に行けばよかったのに、俺超バカじゃん







< 56 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop