恋心
「お前なぁ、この状態わかってる?」


この状態?


「徹ちゃんがいじわるして、私に悩み教えてくれないから、聞こうとしてる所だよ。」


「なんで俺の上にのってるんだ。」


「逃げられないようにするため。」


「はぁー、お子様過ぎて話にならない。
悩みなくなりました。
て言うか、バカらしくて、悩んでた自分がかわいそうになるわ。」


なぜ、ため息?


「お子様、お子様って。
徹ちゃんだって同じ年でしょう。
たしかに大人じゃないけど、子供でもないよ。」


あれ、徹ちゃんが言い返して来ない。


真面目な顔になってる。
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