恋心
「一緒にお風呂って、恵理の全部俺に見られるってわかってるか。」


「わかってるよ。
でも私の全部なんて、徹ちゃん知ってるじゃない。
いつも一緒に入っていたんだから。
私のお尻のホクロだって知ってるでしょう。」


「だから、それは小さい頃だろ。」


「小さい頃から私はかわってないよ。
ずっと徹ちゃんと一緒にいたい。」



「あーあ。」



徹ちゃんがベットに後ろから倒れる。


「恵理がお子様なのがよくわかった。
悩んでたのバカらしくなったわ。」


「なによそれ。
悩みって?」


「なんでもない。」


なんか悩みあったの?


私に相談してくれないの?

私は仰向けの徹ちゃんの上にまたがる。


これで逃げられない。


「悩みってなに?」
< 28 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop