恋心
「は?」


なんかすごい事言われてない私?


「だから、とりあえずキス。」


にっこり笑顔の徹ちゃん。

「徹ちゃん、キスは好きな人とするんだよ。
恋人とするもキャー。」


突然徹ちゃんが起き上がり、私の上に乗る。


怖い顔。


「好きなやついるのか?」


「えっ。」


「キスしたい好きなやついるのか。」


両手を強く捕まれて、動けない。


「徹ちゃん、手痛いよ。
徹ちゃんやめて。」


「答えろ。
好きなやついるのか。」


「いないよ。
いないから手痛い。」


「あせった。」


手は離してくれたけど、まだ上に乗ったまま。


「ひどいよ、徹ちゃん。」


つまかれた所が赤くなっている。


「恵理が悪いんだろ。」


「はぁー?
なんで私が悪いのよ。
キスは恋人とするものでしょう。」


「今好きなやついないって言っただろ。」


「だから、好きな人と恋人になってからでしょう。」


なんで、徹ちゃん不機嫌な顔なの。


意味わからないよ。
< 32 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop