教室の片隅で秘密の放課後





「そういうの、結構ですから!」



考え出したら、早くこの場を離れたくなって、それだけ吐き捨てると男から逃げ出すことにした。



“近づくなオーラ”を出してるにも関わらず懲りずに男は着いてきて、自然と歩幅が大きくなる。



「いぃじゃん。遊ぼ〜よ!」



「嫌です!」



しつこく後ろを着いてくる男と、そんな会話の繰り返し。






< 4 / 25 >

この作品をシェア

pagetop