教室の片隅で秘密の放課後





いつまで経ってもOKと言わない私に痺れを切らしたのか、突然腕を掴んできた。



「痛っ!」



「遊んでやるって言ってるんだよ!いいから一緒に来いって!」



抵抗しようとしても男の力には敵わなくて、引きずられるように歩く。



周りに行き交う人達は私達のことなんか見てみぬフリ。



誰も助けてくれなくて泣きそうになる。



もう本当最悪…。





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