王道☆非王道

周りを見ればがっかりしているのがまるわかりの女子が机にうなだれていた。


馬鹿ね、こういう子の本当の姿は目パッチリオッドアイ髪の毛とぅやとぅやの美少年とかが決まってるんだから!
そんでもってどこかのチームの総長!
あああ、神様ありがとおっ!!!


『あ、の、ありがとう、ござい…ます?』

え、疑問系なんだ。


心の中で突っ込むのと裏腹に黄彩はとびっきりの笑顔をしていた。

『気に…、』
『ぜんぜん、気にしないで。ただの我が儘だから。その反応だと変態の餌食になるから気をつけな。』
『なんで工藤が言うのよ』


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