幸せという病気


「だからどんな方か・・・一度お兄さんにお会いしたかったんですよっ?」




すみれが笑顔でそう言い、授業態度、野球が好きな事、色々な話をし家庭訪問は終わった。



その夜、武と遥は香樹を真ん中に挟んで眠りにつく。



遥は、武と香樹の優しさから、異性に対して前向きになり始めた。








『何があっても守ってくれる人がいる』








遥は恋をしてみたいと思った。











武は、自分がもっと強くなろうと思った。






夢に対して少し前向きになり、そして・・・。

















気付かぬうちにすみれに恋をしていた。
< 22 / 439 >

この作品をシェア

pagetop