幸せという病気
怖がらなくていいんだよ?
・・・詩織・・・?
私が傍にいてあげるから。
・・・関わるなって言ったろ・・・。
私が、あなたの淋しさを埋めてあげる。
・・・。
ほんの少しでも・・・こうやって・・・。
・・・。
傍で傷を塞いであげるよ。
そして半年後・・・。
「竜司~?」
「なんだよ」
詩織が寝ている竜司に話し掛ける。
「もうすぐ記念日だねっ」
「あ?そうだったなぁ」
「ねぇねぇどこ行く?」
「・・・どこでもいいじゃん?」
「・・・どこでもって・・・記念日だしさっ。どっか遠く行こっかっ」
「そうだなぁ」
「・・・ねぇ・・・竜司さぁ」
「あ?」
「・・・詩織の事・・・好き?」
「あぁ」
「・・・あぁじゃわかんないよ・・・」
「何?好きだよ」
「・・・ほんと?」
「あぁ・・・」
「・・・」
「どうした?」
「・・・ん~ん。別に?」
「・・・よしっ!!どっか行くか」
「どこ?」
「・・・どっか」