幸せという病気
もう二度と意識さえも合いまみえる事の無い二人は、互いに永遠へと旅立っていく。
その永遠とは・・・。
生まれ変わっても、また逢いたいと願う・・・人間の想いそのものだろう。
今・・・逢えなくなるから・・・。
次に・・・出逢うチャンスが生まれる。
きっとそれが永遠だ。
そしてきっと、武と弘樹は次の命でもう一度・・・。
そして何度も何度も・・・。
永遠に形を変え、その魂は繰り返されていく・・・。
午前七時二十分。
すみれの夢が浅い状態へと戻り始める。
夢の中で、武がまだ生きているという事・・・。
そして、その命が残り僅かな事を・・・全て知った。