幸せという病気
「お兄ちゃん・・・どうしたの・・・?」
ベッドの上・・・ただひたすら涙する武を見て、香樹も全てを悟ったかのように、泣き出した。
「・・・お兄ちゃんも・・・死ん・・・じゃうの?」
「・・・」
「・・・やだ・・・死んだら嫌だ・・・」
「・・・香樹・・・」
「また一緒に海に行くって約束した・・・これからもみんなで仲良く暮らすって言ったのに!!!」
「・・・」
「約束したのに・・・どうして!?」
武は何も言わず、最後の力で香樹を引き寄せた。