幸せという病気
「・・・僕、ホントは・・・・・・・・・ホントはずーっとお兄ちゃんが一番好き!!!!」
「一番?」
「・・・恥ずかしくて・・・言わなかったのぉ!!」
「・・・そっか。でも知ってたよ?」
「え・・・?」
「兄ちゃんも・・・・・・香樹が一番好きだから」
「・・・だったら!!・・・だったら死んだりなんかしないで!!!僕・・・お兄ちゃんがいなかったら・・・」
「兄ちゃんはずっと・・・香樹が大人になって、もう大丈夫だよって言うまで・・・香樹の夢の中にいる」
「・・・夢の中?」
「うん。その代わり、大人になるまでの間だよ?・・・夢の中でいつでも楽しかった事・・・辛かった事・・・なんでも聞いてやる・・・」
「・・・でも僕・・・どうしたらいいの?」
「・・・寝る前に・・・香樹がお兄ちゃんと話したいって・・・そう想うだけでいい」
「・・・」
「そしたら・・・兄ちゃんはいつでも、香樹の夢に現れてやる」
「・・・ホント?」
「あぁ。ホントだよ?」
「じゃ・・・約束・・・」
「うんっ。約束」