幸せという病気
幸せ病は夢の中で繋がれる・・・。
俺が死んだ後・・・それが香樹と実現出来るかはわからない・・・。
だけど、香樹が信じてくれるなら・・・。
俺もそれを信じたい。
なんとなくだけど・・・。
俺と一緒にいたいっていう、その香樹の透き通った想いで・・・俺は香樹の夢ん中で存在出来る気がすんだ・・・。
姿、形は無いにしても・・・。
それに子供は幸せを一番よく知ってるから・・・。
だから香樹が子供でいるうちだけ・・・幸せ病がそれを叶えてくれる気がする。
夢と現実を行き来しながら・・・。
俺の想いと、香樹の想いをきっと幸せ病が繋いでくれるって・・・。
そう信じてる。
「だから、香樹・・・心配しないで?」
「・・・でも・・・僕一緒にお風呂に入りたい・・・一緒にご飯も食べたい・・・」
「・・・」
「夢なんかじゃ・・・嫌だよ・・・」
それを聞くと、祖母が香樹の頭を撫で、優しく言葉を掛ける。