幸せという病気
《・・・ホントは、インスピレーションで今、バーン!!って新曲書いて、またオーディション持ってくつもりだったんだけど・・・・・やっぱ今の俺には書けそうもねぇや・・・》
「・・・遥・・・これ録音してるの、ライオードから話が来る前だよね・・・?」
「あの時は・・・まだ話が来てないはずだよ?」
「・・・確かこの時って・・・すみれさんと別れてる時じゃね?」
「そう・・・で、この後すみれさんに・・・」
《・・・今の俺には・・・って・・・今の俺ってなんだろ・・・》
「・・・すみれさんに何?」
《・・・ただ、今の俺の夢は・・・》
「この後・・・すみれさんにプロポーズしに行くんだよ?・・・」
《・・・すみれと同じ夢なんだろーなぁ・・・》
「・・・」
《・・・そりゃ・・・別れてりゃ悲しい歌しか出てこないわけで・・・でも悲しいわけじゃねぇ・・・なんてゆーか・・・こんな時でも希望がどんどん湧いてくんだ・・・なんでかなぁ・・・すみれを想うと・・・希望で嬉しくなるんだ・・・》
「・・・力作って・・・これか・・・」
「えっ?」