恋をしてしまった。

ある男子バスケ部の人が
ボールを拾ってくれた。
おそらく先輩だろう。

｢はい。｣
｢ありがとうございます。｣

私はボールを受け取り
頭を軽くさげた。
頭を上げた瞬間
私に衝撃が走った。

｢▲◎◆□※〆っ！？｣

え？超かっこいい。
こんな人居たっけ？

きっと一目惚れだろう。
今顔赤いだろうな。

私はこんなことを思いながら
菜都未先輩の元へ帰った。

｢ありがとう。あれっ？
顔赤いけどどうしたの？｣
｢菜都未先輩！あの人
誰ですか？｣

私はさっきの先輩を
指差した。

｢あ〜？安井？
安井圭介って言うよ。
結構女子から人気あるんだよね〜。安井がどうかした？｣
｢いや、かっこいいなって。｣
｢えっ？まさか恋？｣
｢...//｣
｢頑張って！うち応援するから！｣


これが、
安井圭介という人との
出会いだった。