ヒマリュウ-Ⅲ-



呟いたら自動的に動いてくれる…とか言う、便利な機械はないのかしら。

…と、億劫なあたしは思うわけで。



『……ね、む…』



そんな便利な道具が開発されていない今、自分は必ず動くしかないのだ。

例え、眠い目を擦ってでも。



あれから結構寝たであろうコトが伺える、空。光。太陽。

全て、あたし達の上にあって上にない。手が届きそうで、届かない。



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