◇◆あじさい◆◇
とっつぁん

裕介

沙織

和也




彼らの顔を眺めた時、
私の目から、大粒の涙が溢れ出た…。



ずっと、我慢してた訳じゃない。ただ、自然に溢れた。



言葉はなくとも、
一生懸命涙を堪える彼らを見たら、急に現実が見えた気がした。




父が深々と頭を下げ、4人もお辞儀を返した。

とっつぁんの肩が、大きく震えているのが分かった…。


私は口を両手で塞ぎ、声を殺した。
< 113 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop