突然、何か考え込んだと思ったら…解決したのか表情が明るくなった。と、思えば…眉間にシワを寄せ、俺をチラ.チラと見てくる。


「どうかしたのか?それより…魂を取らないのか…俺なんかの魂はいらない、か?」
『違う…そなたは今、死ぬべきでは無い。』
「じゃどうしろって言うんだ?片腕の無い、俺にどうやって生きていけと…言うんだ。」
『私と共に…生きてはくれませんか?側に居て下さい。あなたには生きて、笑って欲しい。私はあなたを愛してしまった…死んで欲しくないんです!!あなたは私が絶対に守り抜きます。生涯が尽きるまで側にいます。』

「…ぷっくはっあははっ!!何だか愛の告白みたいだな。良いぜ…側に居ても…俺が死ぬその日まで側にいてくれ。…それよりさ…血を流し過ぎて、今、死んじまいそうだ。」

『!?そっそれは困ります!!っケガを治さなければ!!』



↓次ページ.おまけ★
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