最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
はぁくんが留学する前だった
最後に一緒に掃除をしたの。


あの時は
話しが一杯あって
っていうか

いつも私が一方的に話して
それに相槌をうってる
はぁくんだったけど……



「担任さ・・・・」


はぁくんから話しかけてきた。



「え…担任……」


 あ…翔くんのこと…


「あ…うん……」



「めちゃめちゃ元気だよな~
俺は幸せだ~みたいな・・・
ウザイけど~」


「あはは~
翔くんらしいわ~」


私はバケツで雑巾を洗った。



「未来も顔…真っ黒だな…」



「え…そんなに?
かなり日焼け止め塗ったけど…」


雪焼けを気にしていた。

翔くんはまるで夏の
海水浴した後のように
顔が真っ黒だったけど……


「そんなに私わかる?
別に誰にも今んとこ言われないよ…」


壁掛けの鏡を拭きながら
マジマジと顔を眺めた。
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