最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
私を幸せにしてくれんのは
肇じゃない


それは自分に
言い聞かせた言葉


「何よ…今さら……
私を捨てたのは肇じゃない…」

興奮で息があがった。


リビングにいる親と
顔を合わせられなくて
私は走り出した・・・・。


雪解けの路肩は
きたなかったけど…
もう走るしかなかった。


まるでランニングしてるかのように
街中を走り抜けた。


化粧品のモデルに
抜擢されたという
シンデレラレディーの
大きなポスターのところで
止まって呼吸を整えた。


「はぁ…はぁ…」

久々のランニング……


 体力ないな~~ぁ……


息が整うまで少し休むことにした。


私の横を通り過ぎる
二人の若い女性がポスターを
指さした。


「このCMめっちゃいいよね~」


学校でも真美がここの
化粧品を買うって言ってたな


色白の未来が好きだった


はぁくんが言った……。


真っ白な肌で微笑む
シンデレラレディーを見ながら
心が揺れた。
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