キケンな幼馴染み。
「俺さ…」


何かを言おうとして口を閉ざす。

悠くんはあの時と何も変わっていない。

だから私もあの時のように言った。


「何!言ってくんなきゃ分かんないよ!」


強めの口調。

でもそれが悠くんの背中を押す。
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