さよならの準備



鈴音の車が
俺ん家についた
俺わ適当に服を
突っ込んだバッグを
手に取って
家を出た


やっぱ…



別れたくねーと
何度も
何度も
思った


階段を降りてくごと
鈴音の車に近づく程
お前との
最後の鐘が鳴り響いて
耳が
心が痛かった




美里より
きっと
お前を愛せたかな

過去だからよりも
未来を大切にすると
お前に誓った
あの日も

傍に居た
鈴音を手放そう




お前の夢のために





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