☆フードつきパーカ

夏澄のいない休み時間は、正直ちょっと苦痛だった。
でも、私だってクラスに夏澄しか友達がいないわけじゃない。
その日は、ずっと菜子とみなみとアズと一緒にいた。

ちなみに夏澄は、みっちゃんときいと由紀と一緒にいた。

あんなにイヤミっぽく言わなくったって…いいじゃん。


「お、おい!何突っ立てんだよ、こんな所で!!」

「え。」

気が付くと、教室に月が入ってきていた。
外は真っ暗。

「あ、と、その。」

「ってえ?!」
「わっ」

いきなりだから、びっくりした。
月が私のほっぺ触った!?!?

「何泣いてんの?!お前。」

「へっ?!」

自分のほっぺをぺたぺたと触る。
うっわー、ぬれてる。


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