《短編》一夜の想い
朝が来るまで一緒にいた。
何も会話はなかったけど、幸せ過ぎる時間。
陽が上がってきたから帰ることにした。
ホントはまだ一緒に居たかったけど、信ちゃんは今日も仕事だったから。
送ってくれた時には、もういつもの信ちゃんだった。
『じゃあな。また連絡する』
「うん。待ってるから。またね」
車を見送り部屋へ入った。
ベッドに横になり、信ちゃんの温もりを思い出しながら眠りについた。
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