《短編》一夜の想い


えっ?


何?


信ちゃんの言った言葉がわからない。

何て言ったの?



呆然としている私を余所に信ちゃんが話し出した。


『綾が妊娠した。もちろん俺の子だ。綾は一人で産むつもりだったけど、俺は綾をほっとけない。
昨日プロポーズもした。』




思考が停止して何も考えられない。
何で?どうして?


さっきまでの幸せだった思いが音を立てて崩れていった。
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