《短編》一夜の想い
……真っ暗闇……
私の今の心の中。
何時間泣いたんだろ?
瞼が重い。
もう一生分の涙を流した。
だから泣くのはお終い。信ちゃんの幸せを願わないと。
初めから分かってた事でしょう?信ちゃんは一度だって女として見てくれなかった。
いつだって信ちゃんは綾さんしか見えてなかった。わかってたこと。
ただ別れたことでちょっとだけ…
本当にちょっとだけ期待しちゃったよ。
だからこんなに悲しくなっちゃったんだ。
でも…嬉しい事もあったんだ。
信ちゃんの温もりを知ることが出来た。