溺愛女神様―青空の瞳―
「ありがとう!絶対また来るね!!」
「ああ」
ぶっきらぼうに返すものの、そのヨルの表情は嬉しそうだ
「その時はもちろん俺も一緒だ」
エドガーは牽制するように付け足す。
一人で行かせてなるものか。
特にこいつのところなんかに――!!
エドガーの考えなど全く知らないレイはギルドが気に入ったのだと納得した
「じゃあ、また今度!」
自分を探してくれている三人のためにも、早く切り上げたほうがいいだろう
レイが手を振るとみんな振り返して二人を見送った
「レイ。あまりあの男には近づくな」
「あの男って―――ヨルのこと?」
“ヨル”と親しげに呼んでいることにエドガーは眉を寄せる
「そうだ。」
「どうして?…確かに愛想はいいほうじゃないけど、優しいよ?」
レイがヨルを良く言えば言うほどエドガーからは黒いオーラが溢れ出ていることにレイは気づいていない
「とにかく…!俺以外の男に近づくな」
眉間にシワを寄せて真剣な目で言い聞かせてくるエドガーの迫力に負け、この場はとりあえず頷いておいた