RED×HEAVEN
どこをどう経由してたどり着いたのかは不明だが、気が付くとあるアドレスを送信先に設定したメール画面がディスプレイ一杯に広がっていた。
このメールが誰に繋がるかはわからない。
『俺を殺してくれ』
そう入力し、躊躇う事なく送信した。
相手が誰でも構わない。
普通の人間に繋がるアドレスならただの悪戯として処理されるだろうし、万が一闇の何者かに繋がれば願いが叶う。
なんとなく、後者のように思う。
このメールが誰に繋がるかはわからない。
『俺を殺してくれ』
そう入力し、躊躇う事なく送信した。
相手が誰でも構わない。
普通の人間に繋がるアドレスならただの悪戯として処理されるだろうし、万が一闇の何者かに繋がれば願いが叶う。
なんとなく、後者のように思う。