RED×HEAVEN
しばらく、ぼんやりと送信画面を見つめていた。



見つめている内にだんだんと笑いが込み上げてきた。



自嘲の笑い。



俺は何を言ってんだ。



馬鹿馬鹿しいにも程がある。



何だこのメールは。



送られた方はさぞかし迷惑な話だろう。



しばらく自分を嘲り倒し、パソコンをシャットダウンしようとマウスに手を掛けた。
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