RED×HEAVEN
「嘘ついたら舌とか抜く、あの閻魔様?」


「そうそう!実際は抜かないけど」



男の子は嬉しそうに言った。



「ふぅん。で、ここはどこ?」



嬉しそうな男の子は放っておき、しっかりしていそうな女の子に尋ねた。



「ちょっと!」



男の子が慌てて言った。



「何だよ」


「えっ?俺たちがえんまさまだって事、もう信じたの?!」



よくわからないが、男の子はかなり焦っている。
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