蝉恋

そこには彼がいた

今まで会ったことの無いほどのキレイだった

ギターもキーボードも無く
彼は自分の声だけで唄を奏でていた

彼の唄は透き通おるように高くそして叫びにも近い力強さだった

歌詞は夏を感じさせるバラードで

私は一瞬のうちに彼の虜になっていた
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