幼なじみは俺様彼氏
イライラすると暴走しちゃうことは、奏汰と海クンと香保里チャンしか知らない。




言わない。




社長さえも知らない。







「ただいま。」

「カエちゃん!!」

「…!!」




紗和ちゃんだ…。




今日は色んな人に会うな…。





「調子はどう?」

『いい感じだよ!!』

「良かった!仕事は?最近忙しそうだけど。」

『大丈夫だよ。』





どんなに嬉しくても、イライラは唐突。




ヤバい…。




でもカメラの前に立ってる気分にして耐えた。





「じゃ、カエちゃんの顔見れたし郁ん家行くね!!バイバイ!!」




紗和ちゃんが出ていったら…。




「〜〜っ!!!!」

「楓!!」




すぐこれ。



自己嫌悪。




泣きたいくらい嫌だ。





泣けないけど。





一日一日が楽しくて辛くて。





どうしたらいいかわからない。





どうしたいのかもわからない。




怖くて奏汰に会いたくなる。





まだあんまり声のことはバレてない。




知られたらと思うと…。




< 329 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop