幼なじみは俺様彼氏
日本についたらタクシーを拾って真っ直ぐ病院。





「有澤楓は!?」

「305です。」





楓…!!




病室のドアを開けると、楓は身体中包帯を巻いて寝てた。





「奏汰…。」

「楓…は…?」

「骨折とかは多いけど、命には問題ないって。ただ…頭打ってて…脳震盪おこしたとかって。」

「そっか…。」





命に問題なくて良かった…。




楓に近づいて見ると、頬に大きな切り傷があった。




「それは…パニックになる直前に出来てた。」

「…は!?」

「おかしいと思って手術終わってから、スタジオ戻ってみた。そしたら、血付きのガラスの破片があった。」





つまり…誰かにやられたと?




またイジメかよ…。




声が出ない楓は叫ぶことも出来なかったはず…。





「いつ…起きる?」

「わからないって。」

「…そ。」

「お前仕事は?」

「向こうの社長がなんとかするからはやく帰れって…。」

「…悪かったな、いきなり。」




悪くない。




むしろ良かった。





全部俺のせいだから。




はやく…目覚めろよ。





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