幼なじみは俺様彼氏
「あたし、奏汰が大好きなんだよ…。だから、仕事だって応援してる。邪魔したくないから連絡しないんだよ…。それなのに、冷めたとか…最低!!」




泣くようなことじゃないのに。




涙が止まらないんだ。





「…ごめん。」




奏汰が小さくそう言って、あたしを抱きしめた。





「まぢごめん…。」

「なにに謝ってんの…。」

「楓の気持ち疑ったこと。」





ほんとだよ…。




あたしのことだって信じてよ…。





「最近帰ったら楓いるし。昨日はいなかったから、なんか…。」

「ヤキモチ?」

「うん。」

「神楽に?」

「うん。だせぇよな…。電話だってメールだって俺のほうが返せねぇのに。」





奏汰も気にしてくれてたんだ?




それだけで、一気に嬉しくなる。





「奏汰〜ありがと…ごめんね?」

「俺もごめんな。でも、今度から家に来ないときはメールくらいして…。」





心配されてる…。




あたし、愛されてる!!





単純なあたしはもう涙がとまってる。




< 80 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop