初恋ノ詩 1
理穂は海里が相手だったら
キャー
とか悲鳴をあげて引っ付いたり
していたのだろうか。
……なんか理穂ならあり得そうだ。
そう言えば友莉は暗闇とホラーが
無理だったな……
なのになんでここを賛成したのかはわからない……
などと考えながら出口を目指して歩いた。
出口まではあと10数分だろう。
そしてまた歩く。
そして二人は決して名前で呼び合わなかった。
お互いの体を触れ合わせることもなかった。