ダブルハーツ



そう言いながらアサトの父は、眠る母の首元までタオルケットをかけてあげる。

そろそろ面会時間の終了も近づいてる。 アサトの父の促しで、丸椅子から立ち上がったが、私は見逃さなかった。
アサトの目が今にも涙が溢れそうで潤む目を腕で拭ったことを。
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